lpd_orleansのブログ

毎日 毎日のつづきをしている

2023/11/24

やっほー vol2です。

 

成人式行かなかったの?と親に聞かれてから、最近は中学生自体のこととか友達のことを考えています。

中学生の3年間は、人生の学生生活の中で一番退屈で、それも自分で楽しくなるように何とかしようと思うまでに至らないくらいに退屈で、共学だったのに女子校みたいな性格の悪さの空気感がずっと漂っていた。(女子校に通ったことはないけどね)自分の今の性格は中学生の時に傷ついた記憶が基盤になって形成されてしまったなという自覚がある。されてしまった、という言い方をしたら聞こえが悪いか。、一人でお手洗いに行ったり教室で本を読んだりしているだけで、誰かと喧嘩したらしいよ的な噂をされて(しかもそういうのを私に聞こえる声で言ってた)友達のいない可哀想な女の子というレッテルを貼られていた。昨日まで仲良く話していた3人に急に無視されたりとか。でもそうされても気にしたら負けだ〜しょうもな〜と思って、うるせえよと思いながら真顔で過ごしていたら3年間経ってた。

でも1人、大好きな友達できた。だけど成人式はその子に会いたい気持ちよりもそれ以外に会いたくない気持ちが勝って、結局前撮りも撮らないで振袖を着ることなく21歳になってしまいました。私の父方の祖父は京都で呉服屋をしていたから、私のために振袖を取っておいてくれたらしいんだけどね、それを思うと申し訳ない気分になっちゃうな。

中学生の頃なんか思春期真っ只中ではないか!学校から帰って、親にバレないように自分の部屋で泣いたり体重が一週間で4キロくらい落ちちゃったり、ここまでくるといじめられてたみたいだけど、いじめではなかった気がするし、本当に何だったんだあの期間は、、謎だ。部活は茶道部で、その時間だけは本当に穏やかに過ごせたよ。

 

過去のことだからといって全てを肯定することはしないし思い出したいことの方が少ないけど、あえて傷ついた時のことを振り返ってみたりする方が自分の過去自体を実感して、「だから今私は此処にいます。」って言いやすい。

少し話がずれるけど、中高生で歴史を勉強している時にいっつも、ここに書いてあることって全部作り話なんじゃないかって思ってた。先祖がいるから私たちが存在しているのはわかってるんだけど、変な気持ちになりながら授業を受けていた記憶がある。

 

✧泣くのは恥ずかしいことなのか

大学2年くらいの時から、親の前で泣くのを隠すことをやめてみた。

楽しく過ごしてたくさん笑った日でも、帰りの電車あたりで涙が目に溜まり始めて、ワンワン泣きながら帰り道を歩いてその泣きじゃくった顔面のまま「ただいまー!」っていうのが3ヶ月に1回ほどあります。もう開き直って泣きまくると本当にスッキリするし、結局顔が濡れるならシャワー浴びながら泣けば効率(なんの効率。。。)良いなとか思ってる。

周りに誰がいるとか関係なく、コントロールのしようがないくらいに涙が溢れ出ることがあるけど本当になんなんだろう、体がsosを出してるってことだよね多分。

みんなも泣きたい時にちゃんと涙を流してね。ちなみに泣いてる時の感情によって涙の味変わるらしい。

 

✧最近連日悪夢を見ます。ずっと飲んでる眠剤は身体にあってるからそれの副作用とかではない気がするんだけど、大嫌いな蛾がたくさん出てきたり、ゲド戦記の魔女に追いかけられたり、呼吸を荒めながら目を覚ましている、、つらいです。

 

✧吉本ばななさんの「キッチン」を読みました。

最高すぎた。ぼーっとしてる暇はない焦りを感じつつ、たまに部屋に入るぽかぽかした陽の光があったかくて満ちた気分になる、そういう感じだった。わたしたちは、自分たちがいつか死ぬということを常に意識できるわけではない。失ってから気付いて後悔するパターンの方が小説的には多い気がするけれど、「キッチン」の登場人物達は失ってから後悔するのではなくて、今はいないあの人が自分にしてくれたこと、一緒に食べたもの、言葉を思い出してまた吸収していて、寂しい気持ちも勿論あるけどそれ以上のあたたかさをと愛をまた知っていく。

吉本ばななさんの言葉選びと組み合わせは本当頭と心に同時にスッと入ってきて、読んでいる時間が終わってほしくなかった。多分読書が好きな人はみんな読んだことあるのでは、ってくらいみんなが知っている本のイメージだった。あと大体親の本棚にあるイメージ。友達のストーリーに載っていて今更気になってノリで買ったら本当に良くて、ものすごいスピードで読み終えてしまいました。裏表紙に、“ベストセラー”と書いてあって、自分的には、何がベストかは私が決めんねん。という気持ちでベストセラーって帯に書いてある本は手に取ってこなかったけど、読み終わってから「あーすごい、これが、ベストセラーか,,,」って余韻に浸ってた。

 

Marina Herlopというアーティストさんを知って、一曲聴いただけでファンになってしまいました。頭を空っぽにしながら庭を観察していたら妖精とか綺麗な虫たちが姿を表すところを目撃しちゃった!みたいな気持ちになる。お気に入りは”Babel”です。

youtu.be

 

先々週、良く行く喫茶店で友達と「もうそろそろ寒くなるからコーヒーフロート納め会」をしたのに、今週またコーヒーフロートを飲んでしまいました。。ここの喫茶店はサービスで茄子の煮付け、肉じゃがとか具と汁の量が7:3くらいの味噌汁を出してくれて、帰る時もいってらっしゃい〜授業頑張ってね、と言ってくれる。大好き。

 

みんなは家にいる時・夜寝る時に靴下を履きますか。

私は家にいる時の靴下とは相性が悪いんだけど、最近は寒くて、末端冷え性がすごくて、寝る時だけは分厚い靴下を履くようにしてる。それで寝る前に靴下を履くという動作に愛着が湧いてきて、それをすると一日頑張ったね〜お疲れ様だよ〜って、安心して眠れる(気がする)。私のつま先をあっためてくれてありがとうって言いたい。

 

さて

色んなことがタイミング、だよね。過去を思い出させられたのも今の自分に必要なことなのかもしれない、とふんわり思って生活を続けるよー。いつも近くにいてくれる人が突然いなくなっちゃう前にありがとうとか大好きをたくさん言わなくちゃ。

2023/11/13

blogをはじめた。♪

カナダにいた頃は1年間毎日欠かさず、日本語と英語で日記を書いてた。厳しい留学規則があってスマホを持って行けなかったから時間を持て余してたし、この異国の地で起きた腹立たしいことと嬉しいこと全部書き留めて、数年後に懐古してやるぜ!って思ってたから1年間書き続けられたな。帰ってきてから何回も日記トライしてるけど続かなかった、毎日書こうとするから続かないのかな!書きたい時に書けばいいよね♪ 別にカナダにいたから的な特別感がなくても、寧ろなんだこのしょうもない日々は、、みたいに思ってる時の日記のほうが後から読み返したら面白いかもしれない気がするー。

 

レバニラを食べられるようになりました。急にレバニラを食べられないことが悔しくなって(どうして?)、3日間連続で食べたら克服できた。

 

✧インドに行く予定なのだけど、お金が貯まりません。高校1年生の頃に10日間行ったことがあるのだけど、どこに行ってもウェルカムドリンクでチャイが出てくるの。しかもそれぞれの場所でスパイスの配合が違うから完全オリジナルで本当に美味しいところもあるし不味すぎるところもあって、自分のお気に入りチャイ見つけるのが面白くてまたそれを体験したいんだー。動悸は何でもいいからみんなもインドに行ってみてほしい。ヨーロッパも行きたいね。  ↓好きなインド系Youtube

 

今日ヤバイ奴に会った - YouTube

 

✧友達Podcastを録りました。この友達といると本当に楽しくてよく喫茶店でおしゃべりをするんだけど、私達の会話の声がこのまま空気になって思い出したくても思い出せないのなんかイヤ!って思ってPodcast誘った。私は小さい頃(多分言葉を覚え始めた時くらい小さい頃)から頭の中で会話しまくる人間で、最近特にそれのせいで頭が疲れちゃうなーってなって、誰かが私の代わりに話してくれたらいいのでは!と思ってPodcastを聴き始めて完全にハマってしまったし自分でもやりたくなってしまったー。。本当に最高。私のPodcastは、喫茶店の隣の人間の会話盗み聞きしてるみたいな気持ちで聴いてほしいなという感じで、これから頑張ります、楽しみ!

 

✧11月に入ってからハリーポッターを見返しています。さっきアズカバンの囚人を見終わった。ハリーポッターの公式HPで組み分けをしてくれるんだけど私はレイブンクローだった、レイブンクローにはルーナがいるね。質問内容が超細かくて楽しい。ホグワーツの大広間の食事シーンが好きなんだけど、あの豪勢な食事は屋敷しもべ妖精達が頑張って作ってるらしい、めっちゃ美味しそうなの。小さい頃家にあったDVDがハリーポッターとディズニーの不思議の国のアリスとピーターパンで、もうその頃から半分幻想世界の住民の気持ちで21歳まで成長してしまったよー。ハリーポッター残り5話分楽しみー!

✧本の話。ここ数ヶ月で明らかに本を読まなくなって、結構それが自分的にショックで勝手に落ち込んでいました。読まなくなったというか読めなくなったというほうが合ってる気がする(そういう時期あるよね)。原因は多分春学期の期末試験期間で合計3万字弱の文字を書いたこと、それに付随して堅苦しい論文ばかり読み漁ってたから、一回文字と距離を置こうかな、泣、ってなっちゃったのかもしれない。論文を読むのは楽しいけどね。Google Scholarがある時代に生まれたことに感謝しなければならない。だがしかし!やっぱり私は紙を自分の指で捲りたいんだ。私はいわゆる読書家ではなくて愛書家(ビブロフィリア)というやつらしいことに去年くらいに気がついて、本のストーリーとかよりも本という三次元物体そのものを愛しています。一番好きなのは新潮文庫!だから装丁とか文字の掠れ具合、余白、匂いとかが自分好みだったら、内容がそこまで面白くなくても”私は今この最高な物体に触れている…!”という感覚だけで最後まで読み進められたりする。とは言いつつ部屋の積読は減らず、なんなら増えていくばかりで困っているー。本を読んでゾーンに入った時に頭の中で鳴る音があるんだけど、それに一番近い音楽がuku kasaiさんの”April”という曲で、元々ukuさんの曲は大大大好きだったけどそれに気がついてからもっと大好きになった。最近は村上龍の「メランコリア」を読み切って、そこからまた読書ができるようになってきたので今は村上春樹の「パン屋再襲撃」「一人称単数」の二冊を読んでいます。春樹は長編も好きだけど短編集とエッセイがお気に入り。春樹の文字を体に取り込んでいる時、なんだかコーンフレークを食べている食感?そういう気持ちになる。村上という苗字と年代が同じってだけで色々比較される龍と春樹はそれに対してどう思ってるんだろう。こういうのって周りが互いに敵視し合ってるだけで本人達は気にしてないパターン多いよね。村上龍の、あの一向に句点が出てこない文章(一人で考え事しながら思考が分岐していく感じ)と村上春樹の少ないセンテンスで心を掴んでくる感じ、どっちも大好き!「パン屋再襲撃」の中の「ファミリー・アフェア」というお話(僕とその妹と妹の婚約者のお話)に、”毎日が毎日のつづきみたいだった。”という文章が出てくるんだけど、この文章を読んでから本当に、1日に何回もその言葉を頭に浮かべて深呼吸をしてる。時間の概念に対して過去も未来もよくわからない、1秒先の未来を考えている間にその瞬間はもう過去になって、それなら過去と未来なんかなくて全部今の連続、考えても仕方ない気がするのにどうして周りは時間の縦軸に執着してしまうんだろう的なことをずっと考えてたからその文章を読んで全部が腑に落ちた。今日は昨日のつづき、明日は今日のつづき、そういうぼやけた境界線を漂う生活の方が気持ちが良い時期もあるよね〜!

 

ここ数日で寒さが増しましたね。こういう急すぎる訪れには対応致しかねますよー。と思いながらも、あったかいココアを作っちゃったりユーミンの"Surf&Snow"のレコード聴いちゃったりして、冬を楽しむ術たくさん知っているんだから寒さになんか負けない!早起きとかがんばろうね